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むつみ先生奮闘記

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7月のクリニック

7月上旬は、溶連菌の患者さんが多かったです。
溶連菌にしては比較的熱の軽い子が多いように思いました。
お薬がよく効きますので、1日お休みしたら大丈夫です。でもお薬をちゃんと飲んでなかったら、再発しますので、元気になってもお薬を忘れぬように、がポイントです。

ヘルパンギーナも多かったですが、今年は水泡が小さい子が多く、その分、痛みも軽めのようでした。子供ちゃんたちは、喉が痛くても、好きなものは一生懸命食べますね。生命力を感じます! これも熱は1日か2日だけなので、回復は早いです。

RSウィルスを始めとする、咳の風邪は7月後半になっても多いです。
胸の音がかなり悪くなっている赤ちゃんもいて、心配でしたが、小児科の先生と一緒に診せてもらい、数日で元気になりました。

マイコプラズマも流行っているので、いつも可能性を考えながらお薬を選んでいます。
マイコプラズマも、インフルエンザの検査のように、喉からの液ですぐに診断できるキットがあるのですが、そもそも喉で増える菌ではないので、陽性率が低いのです。つまり、検査が陽性だったら、確定、でも検査で陰性であっても否定はできないのです。
血液検査もありますが、これは抗体を調べるので、今かかっているのか、過去にかかったのか、の判断が難しい場合がある上に、結果が出るのに数日かかります。
なので、結局は、症状をよく聞いて、診察をして判断をすることになります。
幸い、マイコプラズマはウィルスではなく、細菌なので、抗生剤が効きます。あまり副作用の強くない抗生剤で効くので、確定じゃなくて疑いでも飲んでもらう場合があります。抗生剤の効果の有無で判定できるのです。

他、夏らしいのは外耳炎ととびひです。
暑い時にはあちこち痒くなります。ついつい耳も掻きすぎて外耳炎に・・・という方が多いです。気をつけてくださいね。

とびひの菌は、90%近く、鼻の入り口から飛ぶ、と言われています。とびひと診断されて、鼻の調子もあまり良くないお子さんは、一度耳鼻科も受診してみてください。鼻が良くならないと、とびひが治りにくい場合もありますので。

8月は皆さん、健やかに過ごされますように!
by horii-ent | 2016-07-31 08:52 | お仕事
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堀井耳鼻咽喉科の女性医師の毎日を紹介


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