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むつみ先生奮闘記

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ポジティブに

一昨日の水曜日
英語のクラスが終わった後
英語友達のKさんとランチをしていました。
Kさんは、コーチングという仕事をしている人で
人の悩みなどをを聞きながら、
その人が考えをまとめられるように誘導するのが
とても上手です。

ところが私と来たら、
Kさんの誘導に従って、コーチされればいいのに
でもなでもな、の連発で、困ったクライアント。

まあ、ちゃんとしたコーチングをしてもらっているのではないので
なんだかんだと世間話もしていたら
突然ふと頭に閃いたのです。

私はポジティブな人間であると自分では思っていたけど
そうではないってこと。
いろんなシーンで私の考えることは、
ネガティブではないまでも、かなりパッシブです。
どの選択肢にも満足はできないけれど、まあこれが今のところベストかな、
みたいな選び方をして人生を送って来ました。
現実的で合理的ではあるのですが、
いつもどこかに不満を持ってしまいます。
ないものねだりばかりしているようなところもあります。
こういうところが不満なんだけど、ま、しゃーないよね、
ってな感じで生きてます。
不満はあるんだけれど、こういうとこ、すっごくラッキーだよね、
と思ったら、同じ選択肢でも、う〜んと素敵に見えるのかもしれないのに。

そして私はポジティブな態度を息子に教えてやってない。
今日はTくんに叩かれた?
と聞いて、「叩かれんかった」と彼が答えたら、
それで当然やん、と思って、「あ、そ」で終えちゃう。
そうじゃなくて、小さなことなんだけど
「良かったね〜」と言ってやれば、彼も明るくなれるはず。

悪い面を見るんじゃなくて、
いい面を見るの。
それは他人のためじゃなくて、自分のために。

片付けできてないおもちゃの小言を言う前に
そのおもちゃを広げて作った『要塞』の出来を褒めてやらなくちゃ。
その前に、ひとつだけ片付けられた色鉛筆のことも褒めてやらなくちゃ。
ウチの子は片づけができない子、って思うんじゃなくて
アクティブな子、片づけは苦手だけどね、って思わなきゃ。

なんか簡単なことなのだけど、
それがふっと頭にひらめいた感じで入って来たのです。

Kさんは、自称脳天気というけれど、とてもポジティブな人で
イヤリングをなくしても、きっとイヤリングがなくなったから
私が事故にも合わずに無事に帰宅できたんだわ、
って考える人。

そこまでは無理かもしれないけど
もっと息子に「良かったね〜」って言ってやろう。
「偉かったね〜」も言ってやろう。

たったそれだけでこの前から暗めモードだった
私の子育てへの考えが、ちょっと明るくなった気がします。

私って、やっぱ実は単純だね。
by horii-ent | 2006-11-17 07:18 | 息子
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堀井耳鼻咽喉科の女性医師の毎日を紹介


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